今回は大阪で大晦日公演と、名古屋公演、凱旋公演を観劇しました。
大晦日公演は元旦公演と一緒に狙ってたんですけど、やっぱり元旦はなかなか取れませんね。
大晦日は特別挨拶があるわけではなかったですが一年ありがとうございました感あって楽しかったです。
名古屋公演は楽を友人とTSCで2連2口申し込んでたんですが、名古屋は取れるって認識だったので、友人が落選してて驚きました。
ツイッターとか見てても落選報告多かったですし、やはり全国大会からはファンの数が違ってくるんですかね。
凱旋ではサイドだったんですが、立海のときとは違い全席指定に近いサイドシートだったのでサイドのわりには前方でしたしめちゃくちゃ見やすかったです。表情がちゃんとわかる席。

というかこの文章を書いている時点でもう半年まえのことになっている卒業報告に触れないといけませんね。
なんてったってこの公演は現青学の最後の卒業公演ですから。
11月19日よりミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs比嘉 一般発売開始!&現青学の卒業が来春に決定 | テニミュニュース | ミュージカル『テニスの王子様』公式サイト
青天の霹靂のような卒業発表でしたね。
先代の8代目は卒業公演である氷帝公演発表と同時に卒業を発表していましたし、次もきっと卒業公演と同時に卒業を発表してくれると思っていたら、卒業公演である比嘉公演の一般発売数日前に、スクエア発売日でもなんでもなく、ふっと発表されていやほんと驚きました。
私の予想と希望では全国氷帝で卒業だったので、ちょっとがっかりはしてしまいました。
というのも全国立海は1stシーズンのように二公演に分けてほしかったので。単純に公演時間長いのがツライ。
本公演三公演で卒業かー早いよーとは今でも思ってますけどね。
それでも比嘉公演がすごく楽しかったからこれが卒業のキラメキかと実感してしまった。
青学は好きになったらすぐ卒業
心の一句としてこれからも心にとどめておきたいと思います。
そして卒業公演といえば卒業バラード。
確保していた中では名古屋楽は歌うだろうと思いましたが、もう一回は観たい!
ということで慌てて凱旋公演を一般で確保したのでした。

実際は全く卒業します感のない公演でした。
むしろまだまだ成長していく予感さえした。
青学の校歌がキラキラに溢れていたからかな。
卒バラも凱旋公演しかなかったし、挨拶でも卒業に触れないように言われてるのか、ほぼそれに対する感傷的な言葉はなかった。
公演で卒業を匂わせると、テニミュ的には泣けるけど、テニプリ的には文脈おかしいから確かに一切排除したってなんの問題もないんですよね。
その方が楽しかった!!で終われるからそれはそれで気が楽ですよね。
泣くのは好きで泣いてるけどやっぱり苦しい。

今回は黄金ペアってやっぱりいいな~って改めて思いました。
せーちゃんの菊丸好きなのでひいき目かもしれないけど、そんなことはないと信じてます。
菊丸めちゃくちゃよかったです。
黄金ペアで相棒なんて称してた相手に自分に説明なしにペア解散となる行動をとられちゃ、そりゃ中学生ならいくら正論でもショッキングだよなと。
手塚vs大石の試合、大石は正しくて青学が勝つための最善の策なんだろうけど、菊丸にとっては衝撃、みたいな対比がサイドからみるとガツンとくる。
ステージ手前が光が当たってキラキラしてるのに、奥で泣きそうに震えてる姿が並んでるのは苦しかった。
正面から観劇するとこの菊丸って蚊帳の外に見えるけど、サイドから観劇すると手塚大石と菊丸って対比に見えて、菊丸がピンスポ外で演技してるのは手塚大石と同じくらいあのシーンでは見せたい心情なんだなと感じた。
あと試合が始まって「なんだよこれ~」っていいながら乾の腕をぎゅっと掴むのは同学年好きなので美味しかった。
そして菊丸のシングルス戦。
ここで回想でルドルフ戦のコンテナの反省会がきたのがめちゃくちゃ好き。
これって9代目の松村永田黄金ペアはこの試合の公演を演じてないけど、彼らにとってのコンテナの反省会があって、8代目の公演で演じてたあのシーンとは違うことをあえて感じることによって、強く松村永田ペアの演じる黄金ペアがあそこに凝縮されたような気がします。
黄金ペアってどの代もみんな違ってみんなそれぞれの関係性をもっているという側面を改めて見られた気がしてテニミュとして大好きなシーンでした。
9代目卒業なのに黄金ペアの試合ないの残念とか思ってたけど、これだけの黄金ペアの絆を見せられたので満足しました。

比嘉では平古場くんが好きですね。
よく出てくる比嘉のポジションで平古場くんと甲斐くんのダブルセンターがめちゃくちゃ好きです。
かわいこちゃんず。
同じように青学の不二くんと菊丸がダブルセンターなのも好きです。わかりやすい!

立海の「降臨する王者」がかっこよすぎて、相変わらずレベル高くて王者のオーラをばしばし感じる。
日替わりがレベル高い。
凱旋まで一人とタニシくんだったのが、凱旋で複数人に増え、大千秋楽では全員でかつきちんとオチがついていて感動しました。
愛知初日での日替わりでブン太がタニシくんに「熱中症には気をつけろよ」って塩飴をにぎらせるというネタがあったのですが、そのあとタニシくんは下がらずそのまま比嘉ナンバーなので起き上がった時にちゃんと塩飴をポケットに入れるジャスチャーをしてたのが印象深かったです。
バイキングホーンでの立海タイタニックは「いずれ必ず沈む船」としての示唆をしてくるか~と全国立海楽しみになりました。
幸村がピアノで柳がバイオリンなのよき。
サイド観劇のとき袖で待機中の立海船が見えていたのですが、真田が待機中から舵をきってて笑った。

サイドから観劇するとキャストの表情がしっかり見えて、やはり一回はこういう席に入りたいなと思った。
木手が敗北をコールされたときの絶望の顔がしっかり見えて最後に一番ガツンときました。
悔しいんだろうけど、でも大楽の日替わりで比嘉の子たちがインスタントカメラ(原作の時代に忠実なのか、一周回って流行っているからなのか)で写真を撮るくだり、彼らにとって思い出深い東京遠征となればいいなと思わせるね。
そしてそれを早く現像して公開してくれテニミュ運営よ。

そして青学バラード。
なんかあったかくて別れを強調するわけじゃないのが9代目らしいなって思った。
8代目は8代目の色があったけど、これが9代目かとしんみり涙ポロリ。
にちかちゃんって現青学が卒業発表されたときからSNSでは卒業には言及したことなくて、いつもにこにこタイプなので本意が見えにくい子だったけど、こういう子だからこそこの座長挨拶でやっと見せた言葉がぐっときた。
大千秋楽、「みんなの試合ちゃんと見たから」って最後を噛み締めて観てたことにしみじみとしたなあ。
最後を意識しないわけないんだよね。
いつもにこにこのにちかちゃんの涙に、幕の降りる瞬間のしゃがみこんで顔を覆う姿は胸にくるものがある。
あんなきれいに泣くんだな…と。
大好きで甘えられる家族のような9代目と離れて、今度は先輩として引っ張っていかなければならないとか、そこまで絆を深められるかとか、不安だよなあ。
頼むよ新青学さん!!
あとうのぴの挨拶で、最後に「全国大会はこれからです。これからも青春学園の応援を~」って言うところにテニミュとしての誠実さを感じて嬉しかった。
要くんが真面目なことしか言わなかったのも卒業って感じした。
セイヤーのコールが最後は「コートで会おう!」なのが最高に最高すぎて、テニミュが続く限りコートで会えるよ。
要くんと言えばサービスナンバーのコールを六角のターンもあったおかげで一人で全公演回してたの、要くんしかできないノリになっててさすがでした。
「大晦日だからおれだ!」「六角のコールは誰かわかるか~?おれだ!」とかね、自由だったw
そして結果要くんは青学9代目と共にデビューして、共に卒業するというね。

チムパは今回関西公演がなかったので、予定の都合がつけられず諦めました。
ここまで3rdの公演はルドルフからすべて入ってきたのでめちゃくちゃ悔しいんですが、その分ドリライにぶつけることにしました。
ドリライ2018はテニミュ15周年記念コンサートとしてどうなるんでしょうかね。
いろいろ予測立てられてますが、9代目の卒バラで置いたラケットを拾う10代目はやめてくれよな!(フラグじゃない)